広葉樹を植林する意義

  • 2018.03.29 Thursday
  • 10:00
八戸市森林組合では私が組合に入る10年以上前から広葉樹造林を行ってます。

25年前に行ったケヤキの一斉造林が最初です。その後杉とケヤキ、カラマツとクリの混交をし始めました。

私の代になってから、樹種を増やしたり、混交の仕方を複雑にしたり、複層林を行ったり致しました。また巣植も行いました。

 どうもレベルが低いなと思い、色々調べた結果自然配植技術協会にたどり着き、かなり影響を受けて土壌、気候、樹形、水、樹種の相性を見る様にしております。

 広葉樹を一番最初に植えた条件として単純に材の値段が高かったからだと思います。また、担当の思い入れもあったのでしょう。25年前ではまだまだケヤキの値段が高く、大黒柱と言ったらケヤキでしたし、様々な部材としても使われていました。今では当時の5から10分の1ぐらいに下がったのでしょうか?値段も付きませんし、良質材も減りました。特に家の材料で使われなくなったのが大きい原因かと思います。

 次に行った混交ですが、ケヤキの一斉林で大変であった樹形の暴れの矯正のために行いました。ケヤキはどうしても扇形に樹形をする特性があり、まっすぐに成長させるには周辺の光を減らして、上に上に成長を促す必要があります。一斉林では枝打をしておりましたが、なかなか剪定が難しいのと手間がかかるので、成長した杉の中に生える広葉樹がまっすぐな事をイメージして混交にしております。また、林業の展開が早く針葉樹と広葉樹のどちらが将来的に良いのかわからないので、一緒に植えて時代時代に合わせた樹種を選択しようとする意味もあります。実際は混交しても広葉樹はうっぺいする前に暴れてしまう傾向が強いので結局枝打が必要でした。また、成長のスピードが杉の方が早いですが、どの程度光を当てればケヤキがまっすぐに伸びるのかが分かっておらず、場所場所で統一感がないのはいがめません。結局はどの程度が良いのかを観察しなければなりません。

 カラマツとクリの混交ですが、どちらも成長が早く上方に向けて成長できます。こちらの現場は少ないので参考になりませんが、枝打が出来れば間違いなく良材が取れるはずです。広葉樹造林の中で最も優れているのはクリだと思います。まず、値段が高い事、様々な所で取引がある事、まっすぐに成長できる事、成長が早い事、クリの実は美味しいけど、猪が出るから問題か?











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